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薬学部Pharmacy
6年間のカリキュラム
平成27年度入学者より、薬学科においては、改訂された薬学教育モデル・コアカリキュラム (「薬学教育モデル・コアカリキュラム−平成25年度改訂版−」) が適用されます。このカリキュラムは、日本の薬学教育課程で薬学科に対して普遍的に適用され、学生は、卒業までに薬剤師として求められる基本的な10の資質を身につけることが前提となっています。各大学では、教育課程の時間数の概ね7割を、このモデル・コアカリキュラムに示された内容の履修に充てることとなっていますが、残りの3割程度の時間数については、個性ある各大学独自のカリキュラムを準備することとされています。
本学薬学部薬学科では、このモデル・コアカリキュラム改訂を受けて、学士課程のカリキュラムを見直しました。具体的には、1年次からの実験・実習の導入、従来より半年早めた4年次夏からの卒業研究講座配属などにより、基礎的な科学力や研究能力をより早期から涵養することを目指しました。一方で、医療系教育の充実を目指して、大学における実務実習事前学習充実と病院・薬局との連携強化等のため、学部組織を改組し、医療薬学・社会連携センターを新設しました。6年次では、高度な薬学研究を学び研究能力を高めるための科目や、薬物療法における高い実践的な臨床能力を身につけるためのアドバンスト実習科目、国際的な視野とグローバルなコミュニケーション能力を身につけるための海外アドバンスト実習科目など、学生の適性、興味、進路にそった幅広い科目選択を可能にしました。これらのカリキュラム改訂により、科学の基盤をもった、人に優しい薬剤師の育成をより一層推進していきたいと考えています。
同時に、薬学部の学事日程も見直しを行いました。すなわち、一年を4期に分け、夏季にあたる第2期には必修科目を配置せず、選択科目の履修や海外短期留学プログラム等の全学自由科目の履修に対応するなど、国際化と履修内容の多様化に対応する学事日程としました。
薬剤師として求められる基本的な資質
- 薬剤師としての心構え
- 患者・生活者本位の視点
- コミュニケーション能力
- チーム 医療への参画
- 基礎的な科学力
- 薬物療法における実践的能力
- 地域の 保健・医療における実践的能力
- 研究能力
- 自己研鑽
- 教育能力
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