上で、それらを応用することによって生じる倫理的問題について、討論を通して考えるグループワークを主体とした講義である。グループワークはすべて対面で行い、発表はグループごとに録画したものを配信し、「質問票」を用いて互いに質問を出し合い、それに対するグループの見解を示すことで考えの深まりを促した。(薬学部シラバス2022 p120) 基礎神経科学 [春学期後半(1単位・選択)、鈴木(科目責任者)5回/8回] 現在の最先端の神経科学領域の話題を理解できるように、基礎から最先端のトピックスまで広く話題を提供した。(薬学部シラバス2021 p130) 学部3年 医療・薬剤師倫理 [秋学期前半(1単位・薬学科必修)、横田9回(科目責任者)] 医療人としての使命感・倫理観を醸成することを目的とする科目であり、講義とグループワークを基本としている。外部講師による講義・講演5回のうち、対面(4回)、ライブ配信(1回)で行なった。演習相当の科目のため、各回は講義・講演(1コマ)とグループワーク(1コマ)で成り、第9回は2コマ連続でグループワークを実施した。横田は、医療倫理一般および患者の権利・患者の治療拒否に関する講義1コマと各回のグループワークを担当した。各人の考えを共有するため、ウェブアンケートシステムを利用した意見収集を行い、グループや全体での話し合いに活用した。第9回のグループワークでは、医療薬学・社会連携センター教員がファシリテーターとして参加し、モラルディレンマに関するシナリオ(教材)を題材にしたグループディスカッションを実施した。(薬学部シラバス2022 p139-140) バイオ産業論 [春学期後半(1単位・選択)、鈴木(科目責任者)7回/10回] 外部の医薬品企業関連の講師と協力して、他学部学生にも受講可能な科目として開講している、討議を学習方法に取り入れた科目である。また、他学部の学生が参加をするためのネットワーク利用を前提とする講義として実施している。(薬学部シラバス2021 p189) 環境科学 [秋学期前半(1単位・薬学科必修・薬科学科選択)、森脇2回、權田1回/9回(科目責任者:中澤講師)] 森脇は放射線の生体への影響について、権田は水環境、特に下水に関して、最新のデータや話題を交えて講義を行った。(薬学部シラバス2022 p153) 実務実習事前学習3 [秋学期後半(1単位・薬学科必修)森脇1回/9回(科目責任者:中村教授)] 配慮を要する医薬品のうち、代表的な放射性医薬品の種類と用途、保管管理方法、安全管理について、担当した。(薬学部シラバス2022 p147) 日本薬局方 [秋学期後半(1単位・薬学科必修、薬科学科選択)石川7回(科目責任者)] 医薬品の品質確保の重要性と、それに係わる日本薬局方の意義と構成について理解することを目的としている。日本薬局方の構成、通則、確認試験と純度試験の意義、容量分析、一般試験法の物理的、化学的、生化学的試験法、医薬品各条について6回の講義を行い、1回は菊地教授による生薬に関する講義とした。最終回は日本薬局方の国際調和に向けた活動を行っている非常勤講師をPMDAから招聘し、特別講義とした。4 薬学教育研究センター 216 薬学教育研究センター
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