③ 多職種連携学生交流合同セミナーの開催 2.学部実習教育 高度研究機器特別演習 [春学期(1単位・前期博士課程選択)](他講座との分担) 創薬研究や生命科学研究に欠かすことのできない質量分析法、フローサイトメトリー、共焦点顕微鏡など最先端の分析機器について理解し、その操作法を習得する。また、RI施設の概要を知り、RIの安全取扱いの基礎項目を理解する。さらに、コンピュータを使った分子軌道計算、分子モデリングと相互作用解析についても学ぶ。2022年度は森脇がRI施設の概要とRIの安全取扱い、測定機器(FLA・LSC)の理解と操作法について担当した。 薬学教育研究センターは、学部入口教育、ヒューマニティ教育、実習、CBT対策、薬剤師国家試験対策などを中心として、薬学部の教育に関する中心的な役割を担う目的で設置されている。所属教員は関係委員会の活動主体となり、学部全体にわたって教育プログラムの統括および実施を行っている。 1.ヒューマニティ教育 ① 授業の担当 横田が1~3年生のヒューマニティ関連科目である1年春学期「生命倫理」、2年春学期後半「生命科学と倫理」および「心理学概論」、3年秋学期前半「医療・薬剤師倫理」を科目責任者として担当した。4年「実務実習事前学習」では、医療系教員と協働して医療倫理に関わる項目を担当した。これらの科目を通して、人としての倫理観から医療人や研究者などプロフェッションとしての使命感、倫理観まで、一貫した倫理教育を構築し、実施した。また、関連する講義として石川が1年春学期の「情報・コミュニケーション論」を担当し、薬学生が主体的に学習するために必要なプレゼンテーション/コミュニケーションスキル、情報リテラシーを教授するとともに、円滑なグループワークを行うための準備教育を行い、生命倫理でのグループワーク実施に繋げた。なお、1年春学期火曜日の時間割全体の調整を石川が担った。 ② 医療系三学部合同教育への参画 三学部合同教育の初期WG委員に横田、中期WG委員に石川が参画している。ファシリテーターとして、初期教育に權田、中期教育に森脇、後期教育に鈴木が参加した。横田は三学部合同教育のコアメンバーとして、中期、後期教育へはオブザーバーとして参加し、また三学部の教員を対象としたFDワークショップ(ライブ配信)の実施にも携わった。 毎年8月に開催している他学部、他大学と協働して、保健・医療・福祉系学生交流合同セミナーを、11月にオンラインで実施し、全面的に運営を担当した。(→多職種連携体験学習) 石川が委員長を務める実習委員会に森脇、權田が所属し、以下のような実習に係る業務を行った。2022年度は実習担当派遣職員の協力も得て、以下の内容に対応した。 大学院 Ⅰ.教育活動 活動概要 薬学教育研究センター 7 薬学教育研究センター 219
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