慶應義塾大学薬学部 教育・研究年報2022
267/356

Ⅱ.教育活動 1. 本学薬学科4年次の実務実習事前学習において、呼吸器疾患用吸入薬の実技指導を担当した。吸入器の実習では、実臨床で用いられる最新の吸入器も加え多種の吸入デバイスの服薬指導を体験 薬 局 長:山浦克典 Ⅰ.保険薬局実務 1. 保険処方箋受付枚数は7,708枚(うちリフィル処方箋147枚)、老健施設の処方箋受付枚数は535枚(4~6月)であった。また、受付医療機関数は月平均112機関であった。 2. 在宅患者は12名、訪問回数は235回であった。 3. 港区薬剤師会の夜間休日輪番制の対応に参加し、休日電話相談を行った(2回)。 4. レセコンに電子処方箋対応システムを導入した。 5. 介護老人保健施設及び介護老人福祉施設との連携: ・近隣の介護老人保健施設と調剤業務委受託契約を6月まで延長し、調剤・配薬を実施した。6月末をもって契約を終了した。 ・特別養護老人ホームの医師回診同行並びに調剤を実施した。 6. 2016度より近隣のクリニックと処方箋の疑義照会の要否に関する包括契約を結び、業務の効率化を継続している。(Ⅲ.研究活動参照) 7. 健康サポート事業の一環として、地域住民のコロナ感染予防支援のため、「手洗いウイーク」を継続している。(Ⅳ.地域貢献活動参照) 8. 新型コロナウイルス感染対策として、待合室に空気清浄機、非接触型検温装置、非接触型手指消毒噴霧器の設置を継続している。 9. 2022年7月から岩田紘樹薬剤師が港区薬剤師会の理事に就任した。 附属薬局処方箋枚数 的に学ばせた。(川本、林、鶴田) 附属薬局の服薬指導カウンターを用いた、模擬患者に対する服薬指導実習では、薬局利用者とのトラブルがなく、スムーズに実習が実施できるように担当講座教員と連携し、実習場所の提供に協力した。 管理薬剤師:川本嘉子 薬 剤 師:林 直子、鶴田奈津子、岩田紘樹、中村友紀、小林典子、森田清子 医療事務 :西村純子 活動概要 附属薬局 (2017)年度 処方箋枚数 前年度比 平成29 平成30 (2018)年度 10,573 10,488 98.3% 99.2% 令和元 (2019)年度 (2020)年度 10,784 102.8% 令和2 令和3 (2021)年度 9,353 9,700 86.7% 103.7% 令和4 (2022)年度 8,243 85.0% 附属薬局 1 附属薬局 263

元のページ  ../index.html#267

このブックを見る