慶應義塾大学薬学部 教育・研究年報2022
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自己点検・評価 2回 港区地域包括ケア研修会 7回 サービス担当者会議、研修会等 1回 2回 5回 2回 3回 知している。血糖・脂質測定においては、医師との連携のため、基準値を外れた利用者には紹介状の役割を果たす情報提供書を作成・交付している。2022年4月~2023年3月末までに、のべ32名(一般17名、塾内教職員・学生10名、実務実習生5名)が本検体測定室を利用した。 3. コロナ禍での開局 調剤報酬の施設基準に関わる認定薬剤師に関連する研修会等の受講実績を以下に示す。 港区薬剤師会研修会 東京都薬剤師会研修会 実務実習に関する説明会 薬局内製薬メーカー勉強会 漢方勉強会 附属薬局•病院薬学合同製薬メーカー勉強会 11回 オンライン資格確認・電子処方箋の導入に関する研修会 2回 第19回日本口腔ケア学会総会・学術大会、第6回日本老年薬学会学術大会、 第55回日本薬剤師会学術大会、日本性差医学・医療学会第16回学術集会、 第143回日本薬学会年会 コロナ禍において、今年度も感染予防策を徹底して営業を継続し、一般用医薬品販売による医薬品・医療材料の供給拠点として、また保険調剤の面では来局できない患者に対する調剤薬の郵送と電話での服薬指導を実施し患者の治療継続に貢献した。 2016年度から、本学薬学科4年次の実務実習事前学習において呼吸器疾患用吸入器の実技指導を担当しており、今年度も実臨床で用いられる最新の吸入デバイスを多種類導入して吸入薬の服薬指導を体験的に学ばせ、さらに吸入トレーナーを用いて実際に必要な吸気の強さを体験させた。また、吸入デバイスは最近の処方動向に合わせて処方頻度の多いものにするなど、附属薬局でなければ実施できない実習内容とした。 また、昨年度に引き続き、実務実習事前学習5の「地域におけるチーム医療・在宅医療・介護への参画」の2コマ連続の講師を附属薬局の薬剤師が担当し、実臨床のエピソードに基づき事例を提示した。今年度は対面でのSGDを実施できた。 2015年度より開始した附属薬局無菌調剤室共同利用は、契約件数は変わらず継続中である。 薬学部社会薬学部門の研究に今年度も協力し、オーラルフレイル研究を実施して成果をまとめることができた。また、前年度実施した患者フォローアップ研究について邦文論文にまとめることができた。 健康サポート薬局として、オーラルフレイル啓発イベントに加えて、ロコモ度測定会も実施し、地域住民の健康維持・増進の取り組みを実施することができた。 2022年度も感染予防策を徹底して営業を継続し、一般用医薬品販売による医薬品・医療材料の供給拠点として、また保険調剤の面では来局できない患者に対する調剤薬の郵送と電話での服薬指導を実施し患者の治療継続に貢献した。 Ⅴ.受講研修 附属薬局 3 附属薬局 265

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