用して定量的評価を実施し、大学への提出物や各講座でのポスター発表による実習成果報告の評価などと併せて総合的に評価を行った。なおコロナ禍の影響で実施出来なかった実習項目については除外して、実施した実習項目のみで調整して評価した。 44))指指導導薬薬剤剤師師向向けけ実実務務実実習習説説明明会会・・面面談談会会おおよよびび実実務務実実習習報報告告会会:: 指導薬剤師対象の2023年度実務実習説明会・面談会および2022年度実務実習報告会を、2023年1月29日に、仮想空間オフィスシステムoViceを用いて実施した。実務実習説明会・面談会では、実務実習の説明動画および説明資料ならびに学部長挨拶はオンデマンド配信し、実習施設ごとの学生と指導薬剤師との面談ならびに薬局、病院の指導薬剤師と学生との三者面談はオンライン面談形式で行った。また、2022年度実習での「質の高い実習事例」を取り上げ、当該施設(薬樹薬局宮前平2号店および済生会横浜市東部病院)の指導薬剤師に講演を依頼し、オンデマンド配信した。実務実習報告会では、15グループに分かれて、病院および薬局実習のスライドを発表後、質疑応答も行った。 55))実実務務実実習習のの到到達達度度評評価価にに及及ぼぼすす要要因因解解析析研研究究:: 2021年度実務実習のデータを用いて、到達度を向上させる要因解析を行った。その結果、実務実習における服薬指導人数を増やすことよりも、代表的8 疾患へのかかわりを増やすことが実習生の到達度を向上させることができることを論文報告した(医療薬学 2023)。 44..自自己己点点検検・・評評価価 2022年度の実務実習は、新型コロナウイルス感染症の影響を引き続き受けたものの、そのワクチン接種の普及と治療薬の投入により、実務実習は通常の内容に概ね戻ってきた。当センター教員は引き続き学生に対する体調管理・感染対策の徹底を注意喚起すると共に、各担当施設の指導薬剤師と綿密にコンタクトを取り、必要に応じて学生の講座担当教員とも連携しながら施設ごとに可能な範囲内で最大限の体験型実習が出来た。 実務実習の運営については、引き続き密な薬局・病院・大学間の連携(「三薬連携」)を堅持していく。2023年度以降も引き続き新型コロナウイルス感染症の状況に留意し、学部運営委員会およびカリキュラム委員会と情報共有を密にして、学生の実務実習による学修効果が高められるよう、効果的な運営方針を打ち出していく。 280 実務実習委員会
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