慶應義塾大学薬学部 教育・研究年報2022
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4.改善計画 義塾大学薬学共用試験実施対応マニュアルに従い、2022年9月7日と8日の2日間に分けて、それぞれ72名ずつの学生を対象にCBT体験受験を実施した。特に問題となる事項はなく、試験は適切に実施された。 CBT本試験に向け、2023年1月17日に、薬学共用試験センターの実施要領に基づき、本試験のための学生説明会を行った。また、2023年1月23日に0405PC室において、管理者、監督者、サポートの事務職員等、試験実施に係る人員全員によるテストランを行い、システムの稼働の確認および試験実施要領の確認を行った。そして、薬学共用試験センター提供の実施マニュアルおよび慶應義塾大学薬学共用試験実施対応マニュアルに従い、2023年1月26日と27日の2日間に分けて、それぞれ72名ずつの学生を対象にCBT本試験を実施した。特に問題となる事項はなく、試験は適切に実施された。モニター員からは、試験の準備・運営について問題はないという講評を受けた。 再試験の受験者は2名であった。2023年2月21日に0405PC室において、管理者、監督者、サポートの事務職員等、試験実施に係る人員全員によるテストランを行った後、CBT再試験を2023年2月28日に0405PC室で実施した。特に問題となる事項はなく、試験は適切に実施された。 2022年度のCBTの結果を表1に示す。本結果はOSCEの結果と合わせて、薬学部ホームページで公表している。 表1 2022(令和4)年度のCBTの結果 本試験 2023年1月26日、27日 再試験 2023年2月28日 なお、CBT体験受験、CBT本試験およびCBT再試験を行うにあたり、試験前日から試験翌日まで、関係者以外の試験室への入室は制限された。 以上のように、本年度のCBTは薬学共用試験センターの「実施マニュアル」に基づき、円滑かつ公正に実施され、概ね委員会としての役割を果たした。 新型コロナウイルス感染症に対する学内における規制緩和に伴い、今年度は0405PC室での試験実施に戻ったが、マスク着用・手指消毒の徹底、試験中の入り口扉の開放などは昨年度のまま行われた。来年度はさらに規制緩和されることが予想されるので、感染対策をどこまで行うかを状況に応じて議論する必要がある。また、控室から試験室への学生の移動の際、試験室の前後の扉の前に並ぶ人数の偏りがあり入室のための確認作業が効率的ではないので、試験室における学生の座席に応じた誘導を行うなど改善策を考える。 実実施施日日程程 合合格格者者数数 合合格格基基準準 正答率60%以上 以上 2 CBT実施委員会 282 CBT 実施委員会CBT 140名

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