慶應義塾大学薬学部 教育・研究年報2022
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学部4年(4年制、薬科学科) (1)~(6)須貝担当分に対してはオンサイトで講義し、講義内容PDF、音声解説MP3などのオンデマンド配信を併用する形式で講義を行った。(7)~(12)の花屋担当分についてはオンサイトで講義し、講義内容PDFのオンデマンド配信を併用する形式で講義を行った。講義内容PDF、音声解説MP3をオンデマンド配信する形式で実施し、毎回の確認テストはK-LMSを通じアップロードさせた。 学部2年 有機化学演習1B [秋学期(2単位・自由)] 有機化学2に関連する分野について、理解力を深め促進する演習を行った。 有機化学演習2 [春学期(1単位・選択)] 有機化学1、2の内容に関連する分野について、幅広く理解力を深め、促進する演習を行った。 有機化学4 [秋学期前半(1単位・必修)] 1年生時、また2年生春学期を通じ身につけた、有機化学における電子の動きやエネルギー図等を関連づけながら、以下の項目について講義を行った。 (1) 炭素アニオンの反応 (2) 芳香族化合物の反応 (3) ペリ環状反応 有機化学実習 [春学期前半(必修)] 有機化合物の取扱いに関する基礎知識と器具の取り扱い方、有機合成に関する基本的な技術を習得するとともに、有機化学で学ぶ理論を実験でさらに深く理解することを目的とし、以下の項目について実習を行った。 (1) 液状化合物の取り扱い (2) 結晶性化合物の取り扱い、物質の同定 (3) 化合物の酸・塩基性を利用した有機化合物の分離と同定 (4) カルボン酸、フェノール、アルコール、ケトン、アミン類の官能基定性試験 さらにそれらの基礎知識・技術となる、「有機化合物のIUPAC組織命名法」「結晶性誘導体の合成と物質同定の原理」「有機化合物の官能基定性・呈色試験の理論と実例」を学ぶよう、実習講義を行った。 実験は2分割実施に戻し、実習講義はオンデマンド配信形式で行い、レポートの作成は在宅学習とした。 薬科学英語演習E [春学期(1単位・必修)] 英語を頭で理解するだけでなく、英語を発音し、内容を正しい日本語としてまとめ、他人に説明できるようになることを目的とした。基本的な実験科学英語を理解しながら読み、さらに卒業論文の内容に合わせてまとめ、発表した。 卒業研究 [春・秋学期(18単位・必修)] 「生物活性物質創製の基盤となる有機合成化学」について、配属の1名ごとに一テーマを設定した。2 有機薬化学講座 26 有機薬化学講座

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