1.目的 本委員会は、薬学部ならびに大学院薬学研究科の研究活動を推進することを目的とする。 2.所掌事項と2022年度の主な審議事項 本委員会の所掌項目、ならびに、各項目の主な審議事項は以下のとおり。 (1)学部規模での研究費獲得に向けた情報収集、分析、渉外および調整 過去10年間の外部研究資金獲得状況を確認し、更なる獲得に向けて意見交換を行った。 研究環境改善を共通機器の導入に留めず、薬学部に配分される間接経費や、薬学部が管理する一般管理費を、繁忙期の事務スタッフ補充や研究支援者の人件費、共通機器の操作方法講(2)研究環境改善に向けた検討 2022年度研究推進委員会活動計画に則り、①科研費等外部研究資金獲得に向けた講習会の開催(2022.7.27)、②研究セミナーの一環である慶應薬学先端実学(サイヤンス)セミナーの開催(2022.6.7、2022.9.2、2022.11.18、2022.11.25、2023.1.10、2023.1.17)、③薬学部の研究者を紹介する冊子の刊行(2023.1.31)、④研究者の交流を促進する「薬学部サイエンスカフェ」の開催(2022.8.26、2023.1.13)、等を実施した。 2021年10月より開始された国立研究開発法人科学技術振興機構による次世代研究者挑戦的研究プログラム(JST-SPRING)について、薬学研究科内の審査を行った。関連して、学振特別研究員申請に向けた講習会の講師選定を実施した(開催は2023年度)。 佐藤製薬株式会社研究奨励資金を原資とした「Sato Pharmaceutical Research Encouragement Award」について、脱コロナとして国内外の学会が現地開催されることが増えたため、2020年度以前の運用で継続して展開した。 2022年度学部長賞(研究)の候補者を選考し薬学部運営委員会に上程した。 株式会社リバネスが刊行する中学・高校の生徒を主な読者対象とする、サイエンスを楽しくわかりやすく伝えるための冊子「someone」vol.61(2022年冬号)において、「薬学の世界をのぞく」を掲載した。 (4)広報委員会と連携し、研究成果の広報のための戦略提案 薬学部ホームページで科研費などの外部資金獲得状況を公表した。 研究成果のプレスリリースを11件行った。 (5)塾内研究助成金の統括と審査に関する答申 次世代研究プロジェクト推進プログラム、博士課程学生研究支援プログラム(全塾選抜枠、研 福澤諭吉記念慶應義塾学事振興基金(福澤基金)(国外留学補助、研究補助、学術出版補助)、潮田記念基金(潮田基金)(国外出張・渡航費補助)、小泉信三記念慶應義塾学事振興基金(小習の実施に係る費用、動物実験室の機能維持にかかる経費に充当できるように学部の了解を取り付け、運用を開始した。 (3)研究活性化のための施策の検討 究科推進枠)の募集方針を定め、募集・選考等を行った。 泉基金)(国外からの招聘学者への謝金等補助、大学院生海外渡航費補助)、国際学術論文掲載薬学部研究推進委員会 薬学部研究推進委員会 1 薬学部研究推進委員会 303
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