慶應義塾大学薬学部 教育・研究年報2022
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4.改善計画 316 薬学部等利益相反マネジメント委員会2 薬学部等利益相反マネジメント委員会 自己申告書」(様式1)を提出することとして、利益相反の確認が速やかに行われるよう注意している。また、毎月1回の委員会を開催し、全委員出席の前提のもとで議事を進めている。 研究活動を開始する際には、その研究に関連する利益相反がないことを確認するために、「慶應義塾大学薬学部等産官学連携活動に関する利益相反自己申告書」(様式2)を提出してもらっている。提出された自己申告書に基づき委員会にて問題がないことを確認している。上記2の表は、申告書が提出され、委員会にて審議した件数である。 また、慶應義塾大学研究倫理委員会および利益相反マネジメント統括委員会と連携して、塾全体の方針に従って活動している。当然ながら委員は個人情報を閲覧しているため、厳重な守秘義務が課せられている。 利益相反マネジメント委員会としては、概ね大学内の利益相反マネジメントの使命を全うしているものと考えられる。 2018年度までの問題点として、「慶應義塾大学薬学部等利益相反マネジメント自己申告書」(様式1)の提出率が100%とならないことを挙げていたが、2019年度以降、提出率100%を達成することができている。現状の問題点としては、全委員が出席できないことがあること、が挙げられる。 以下の項目について改善が望まれ、弛まなく改善を進める努力をする。 (1) 引き続き「慶應義塾大学薬学部等利益相反マネジメント自己申告書」(様式1)の提出を100%維持するための規約の周知及び研修の機会を設け、提出がない場合に上長からの通知などの対策を考慮する。 (2) 効率良い委員会運営を目指す。

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