慶應義塾大学薬学部 教育・研究年報2022
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1.2022(R4)年度委員 委員長 東林 修平(薬学部准教授・甲種危険物取扱者・危険物保安監督者・特別管理産業廃棄物管理責任者・港区廃棄物管理責任者) 委員 高橋 大輔(薬学部専任講師) 委員 權田 良子(薬学部助教・甲種危険物取扱者・水質管理責任者) 委員 植草 義徳(薬学部助教) 2.活動概要 環境・安全委員会 ・実験排水の水質検査(毎月1回、全12回) ・芝危険物安全協会理事会・定期総会(2022.5.16) ・事業用大規模建築物における再利用計画書の提出(港区)(2022.5.27) ・化学物質排出移動量届出制度(Pollutant Release and Transfer Register= PRTR)による該当化合物排出・移動量調査及び東京都適正管理化学物質使用量調査(2021年度分)の集計(2022.6.6) ・適正管理化学物質の使用量等報告の提出(港区)(2022.6.17) ・芝危険物安全協会・芝防火管理研究会・芝建築防災推進連絡協議会合同役員会(2022.10.5) ・有機溶剤に関する安全講習会(2023.2.8) ・高圧ガス保安講習会・実地研修会の開催(2023.2.8) ・芝危険物安全協会・芝防火管理研究会・芝建築防災推進連絡協議会合同役員会(2023.2.5) 3.自己点検・評価 下水の水質検査は毎月行い、結果を学部内に周知した。違反は見られなかったが、第1回(3号館、亜鉛)、第2回(1号館、亜鉛)、第10回(3号館、亜鉛)、において、通常より高めの濃度が検出されたため、回収の徹底を注意喚起した。2021年度と比較し、高めの濃度が検出される回数が減少しており、昨年度より回収が徹底されていると思われる。 芝危険物安全協会の理事会、定期総会、合同役員会芝消防署で実施され、これらに出席した。 化学物質排出移動量届出制度(Pollutant Release and Transfer Register= PRTR)による該当化合物の排出量および移動量の報告、及び東京都適正管理化学物質の使用量等の報告のため、2021年度に使用した該当化学物質(アセトン、クロロホルム、酢酸エチル、ジクロロメタン、トルエン、ノルマルヘキサン、メタノール)及びアセトニトリルの使用量、排出量、移動量を各講座から集計した。適正管理化学物質の使用量は東京都港区に報告した。第1種指定化合物(クロロホルム、ジクロロメタン、トルエン、ノルマルヘキサン)のうち、ノルマルヘキサンの使用量が1トンを超えたため、PRTRに基づく第一種指定化学物質の排出量及び移動量の届出を行った。 有機溶剤に関する安全講習会は、対面形式で中講堂において実施した。東林、須貝(有機薬化学講座)が講師を務め、有機溶剤の貯蔵、使用、廃棄に関する法律と注意点について講義した。 高圧ガス保安講習会、実地研修会は、対面形式で実施した。講師は例年通り、寿産業株式会社にお願いした。 環境・安全委員会 1 環境・安全委員会 329

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