教 授:菊地 晴久 担当授業概要 学部1年 学部2年 天然医薬資源学講座 天然医薬資源学講座 1 天然医薬資源学講座 37薬科学概論 [春学期 (1単位・必修)、科目責任者:長谷] 菊地1回担当 オムニバス形式で行う講義の1回を担当した。「天然化合物と創薬」というタイトルで,くすりの基として利用されてきた天然化合物やそれを生み出す天然資源について紹介するとともに,今後の創薬研究における天然物化学の位置づけをどのように考えるべきかを講義した. 有機化学3 [春学期前半 (1単位・必修)、科目責任者:大江] 植草4回 担当 基本的な有機化合物や生体分子の構造解析ができるようになるために,代表的な機器分析法の基本知識と構造解析の知識・技能を習得させることを目的とした講義で,プロトン核磁気共鳴(1H NMR)スペクトル,13C NMRスペクトル並びにX線結晶構造解析を講義した. 天然物化学 [秋学期前半(1単位・必修)、科目責任者:菊地] 生薬などの天然資源に含まれる生物活性物質について,その化学構造・化学的性質と医薬品への応用例を理解し,それらの化合物を含む生薬の基原・性状などに関する基本的事項を修得することを目的として講義を行った.特に,単に生薬名や化合物名を網羅的に示すのではなく,天然化合物の化学的・構造的特徴を生合成経路に基づいて分類して理解することができるように配慮した。実質的には「生薬学1」と連続した内容となっており,本講義ではテルペノイドとアルカロイドの一部について取り上げた. 生薬学実習 [秋学期 (必修)、科目責任者:菊地] 菊地,植草,西村担当 生薬学,天然物化学の知識を実体験としての修得することを目指し,生薬並びに天然物の基本的な取扱い技術として,生薬からの成分の抽出並びに再結晶による単離,薄層クロマトグラフィー,生薬の確認試験,漢方処方の構成生薬の鑑定を実習した.生薬学の講義が始まる前の実習であることから,実習開始時に生薬とは何かに関する講義を行うとともに,生薬の標本等を実習室に展示し,生薬に親しむことができるよう配慮した.なお,昨年度まで行われていた厳格なCOVID-19対策の必要性は緩和されたが,実習内容の事前説明として遠隔講義を行うことは教育的にも効果があると判断し,遠隔講義と対面実習を効果的に組み合わせた形で,学生実習を行えるよう工夫をして実施した. 生薬学1 [秋学期後半(1単位・必修)、科目責任者:菊地] 生薬などの天然資源に含まれる生物活性物質について,その化学構造・化学的性質と医薬品への応助 教:植草 義徳 助 教:西村 壮央(2022年7月より)
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