薬物治療学2 [秋学期前半(1単位・8コマ必修)] 服部 豊(5コマ、ユニット責任者)、松下麻衣子(3コマ) これまでに学んだ基礎科目の知識をもとに、各疾患の病態を理解し薬物治療を実践できる能力を身につけることを目的とする。心臓・血管系疾患および血液疾患について、疾患概念と病態の理解・症状・検査所見・分類を概説した後に、薬物治療について具体的な処方例も示しながら詳説した。各疾患の取扱いの進歩が早く、いわゆる教科書に基づいた授業では時代遅れになることもありうる。そこで、諸学会などが発表するガイドラインなどもふんだんに取り入れて授業を進めた。これによって、CBTや国家試験に合格するためだけではなく、将来医師や看護師と共通の知識を持ち合わせ、薬に関する専門家としてチーム医療の現場で活躍できることを目標にした。本年度は、対面講義7回、web配信1回を行った。 薬物治療学4 [秋学期後半(1単位・8コマ必修)] 服部 豊(4コマ、ユニット責任者)、松下麻衣子(4コマ) これまでに学んだ基礎科目の知識をもとに、各疾患の病態を理解し薬物治療を実践できる能力を身につけることを目的とする。血液疾患、自己免疫疾患、呼吸器疾患、脂質代謝異常、乳癌などについて、疾患概念と病態の理解・症状・検査所見・分類を概説した後に、薬物治療について具体的な処方例も示しながら詳説した。各疾患の取扱いの進歩が早く、いわゆる教科書に基づいた授業では時代遅れになることもありうる。そこで、諸学会などが発表するガイドラインなどもふんだんに取り入れて授業を進めた。これによって、CBTや国家試験に合格するためだけではなく、将来医師や看護師と共通の知識を持ち合わせ、薬に関する専門家としてチーム医療の現場で活躍できることを目標にした。本年度は、対面講義7回、web配信1回を行った。 実務実習事前学習(実習) 症例検討① [秋学期後半(4回、12コマ必修)] 服部 豊(12コマ) 調剤② [秋学期前半(4回、12コマ必修)] 松下麻衣子(9コマ) 来年度の病院・薬局実習を想定して、症例検討①ではフィジカルアセスメントとして、医療面接の進め方、身体所見の取り方(フィジカル イグザミネーション)、POSシステムによる診療録の記載の仕方について講義を行い、カルテへの所見の記載方法も学んでもらった。これにより、フィジカルアセスメントの実際的教育を行った。調剤実習では、学生が処方箋をもとに適切な疑義照会を行えるように、実際に医師の立場で応対し、患者にとって最適な調剤を行うための実習を行った。 実務実習事前学習5 [春学期前半(1単位・8コマ必修)] 服部 豊(1コマ) 在宅医療やセルフメデイケーションをテーマに講義が行われた。本講座では、在宅訪問時にありがちな意識障害・全身衰弱を呈する患者に接したときに、フィジカルアセスメントを通じて、それが脱水や低ナトリウム血症に由来することを見出し適切な一次対応が取れるように症例検討による講義を行った。 2 病態生理学講座 80 病態生理学講座
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