一方、薬学部出身者には、薬剤師免許を必要としない分野で活躍する場合もあります。例えば、学部卒では製薬企業の医薬情報担当者(MR)、大学院修士課程修了では、製薬企業、大学や官公庁の研究所での開発研究などです。薬科学科では、卒業研究や大学院での研究(修士課程2年、博士課程3年)を通して、最新情報や英語文献の把握(input)、セミナー・学会での発表(present)、自分の実験結果をもとにした討論(discuss)、独創的で新しい結果の発表(output)といった訓練をします。この間に、段取り力、語学力、集中力、判断力、指導力が養われ、明日を読む能力が備わります。いずれも、国際社会で活躍するためには必要な能力です。修士課程修了後に一定のカリキュラムおよび実務実習を行うことにより、薬剤師国家試験受験資格を得ることができるという経過措置が当分の間施行される予定です。