応募の流れ

概要

1.目的

最先端の研究分野においては、教員も学生もともに教え学びあう「半学半教」の精神に基づき、教員のみならず学生も、研究の一翼を担う立場にある。そのため、学生にも国際的な研鑽を積む必要が生じる。このプログラムでは、学生時代に医療分野の世界的な先導者と交流を持つことで、国内の学生生活のみでは得ることのできない、グローバルな先導者たるに必要な問題意識や柔軟な発想の醸成を目的とする。

2.趣旨

ユタ大学では、薬学部、医学部、工学部間での連携、学際的な研究が盛んである。そこでの研究体験は、慶應義塾大学における医学部、理工学部、薬学部の連携に基づく最先端医療・再生医療等を推進し得る人材養成の一助となろう。
また、ユタ大学ではライフサイエンス分野をはじめ、世界トップクラスの研究実績を誇る機関である。加えて、Grainger教授等本学部の海外副指導教授を経験している教員陣がおり、本学部との縁が深い。実績・指導力ともに信頼のおける教育・研究機関であるユタ大学において、薬・医・工学部の研究室を訪問し、最先端研究者とのディスカッションや交流を行う。他にもバイオベンチャーを訪問し、産業化への知識を得る。

3.対象者

慶應義塾大学薬学部薬科学科4年生、薬学科4-6年生、医学部4-6年生、理工学部4年生および大学院薬学研究科、医学研究科、理工学研究科に所属する学生。

4.引率者

薬学部教員、理工学部教員

5.募集人数

8名(予定)

6.活動内容

参加者には事前に語学やプレゼンテーション等の講義や、学際領域の研究に関する知識を深めるプログラムを提供する。8月に10日間の予定で米国を訪問し、ユタ大学等において研修を行う。本研修の成果については、12月に学内にて報告会を設ける。

7.費用

渡航費、宿泊費、ESTA経費、海外旅行保険等、総額30万円程度(未来先導基金からの補助あり)

8.選考方法

原則としてTOEIC650点以上もしくは同等の英語力を有する者に出願を認める。提出書類は、参加申込書、TOEIC Official Score Certificate(公式認定証)、最新の学業成績表の写し、志望動機を記したもの、である。一次選考は提出書類に基づいて行い、二次選考にて面接を実施する。