コロナ禍において、経済的負担を抱える学生も多く、研究や課外活動に専念するためには奨学金の充実がますます重要となっています。薬学部ではその基盤として奨学基金の拡充を目指しています。
奨学基金は、その資金自体を切り崩さず継続的に保持され、その運用によって生み出される運用益を薬学部奨学金として活用することを目的としています。皆さまからのご支援によって基金を拡充できれば運用益も拡大するため、より多くの学生への豊かで継続的なサポー トを実現できます。
次代を担う薬学部の学生が、勉学に専念し充実した学生生活を送れるよう、慶應義塾大学薬学部奨学基金への皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
私は将来、新薬の研究・開発に携わり、人々の健康に貢献したいと考えており、現在、講座(研究室)において、研究に取り組んでいます。日々の実験はもちろん、学会での発表や海外の大学での短期研修等、さまざまな機会を通じて自身の成長を実感してい、ます。奨学金を頂いたことで、アルバイトに割いていた時間を研究に充てることができ、より濃密な日々を送ることができるようになりました。
現在は、大学院に進学し、さらなる学習と経験を重ね、上記の目標を達成するのに必要な能力を磨いています。
薬学研究科薬科学専攻 修了(2023年現在)
奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。私は母子家庭であり、母の収入だけでは学費を全額負担することなど不可能でした。しかし、母は祖母から援助を受けることで、病院薬剤師になりたいという私の意思を尊重し、私が希望する道に進むことを応援してくれました。そのため、今回頂いた奨学金により祖母と母の負担を少しでも軽減することができることに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。病院薬剤師を目指し、勉学に励みたいと思います。
薬学部薬学科 卒業(2023年現在)
当該奨学金は、勉学の意欲をもち、人物・成績共に優秀でありながら、経済的に修学が困難であると認められる者を対象に、薬学を通じ社会に貢献しうる優秀な人材を育成することを目的としています。
ーロ1 万円からできましたら複数口のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
※公職選挙法などの法令により寄付が禁止されている方や、未成年の方および薬学部・薬学研究科への入学をご希望の方は募集の対象になりません。
慶應義塾へのご寄付は、特定公益増進法人に対する寄付金として、確定申告をすることにより税制上の優遇措置(寄付金控除など)を受けることができます。個人でのご寄付の場合、所得税の「所得控除」または「税額控除」のいずれかを選択いただけます。
さらに慶應義塾を条例で寄付金税額控除の対象法人と指定している地域にお住まいの方は、住民税の税額控除の対象になります。詳細につきましては、下記Webサイトをご参照ください。
慶應義塾基金室ウェブサイト
https://kikin.keio.ac.jp/menzei/
確定申告の際に必要な領収証と寄付金控除に係る証明書(写)は、寄付金受け入れ手続き後に慶應義塾基金室からお送りいたします。
※入学した年の年末までの寄付金につきましては、「学校の入学に係る寄付金」とみなされ、寄付金控除の対象から除外されます。
※確定申告書作成等の詳細につきましては、国税庁またはお住まいの地域の税務署へご確認ください。
手続き書類が異なりますので、お手数ですが、慶應義塾大学薬学部総務課までお問合せください。法人さまからのご寄付は、法人税法上、優遇措置の対象となります。
ご支援を賜りました方々につきましては、ご希望により、慶應義塾の機関紙『三田評論』にご芳名と金額を掲載させていただきます。
慶應義塾大学薬学部総務課
TEL.03-5400-2654(平日8:30〜17:00)E-mail:skc-soumu@adst.keio.ac.jp