慶應義塾大学薬学部附属薬局は、2001年4月、日本で初めての大学構内薬局として開局しました。大学構内に設置されている附属薬局として、学生にとっての実践的な教育と臨床研究の場、および地域に貢献する健康サポート薬局という3つの重要な役割を果たしています。
地域住民の方の健康維持・増進に関するご相談にお答えするのが、健康サポート薬局です。附属薬局は、2020年4月より健康サポート薬局としての活動を始めました。
月〜金曜日 午前9時〜午後7時
土曜日 午前9時〜午後1時
休業日 日曜・祝日
TEL 03-5400-2636
FAX 03-5400-2637
是非ご利用ください。
カウンターは素材に木を採用するなど、あたたかみのある雰囲気を大切にしています。お薬渡し口には「しきり」を設け、患者さまのプライバシーを確保しています。リラックスした雰囲気の中で、処方されたお薬や一般用医薬品について、薬剤師がわかりやすくご説明します。また、お薬や健康、介護についてのご相談もいつでも承ります。
血圧計・体脂肪計を設置しています。
お薬だけでなく、測定のみのご利用も歓迎いたします。 お気軽にお越しください。
経験豊かな薬剤師による正確できめ細やかな調剤に加え、コンピュータによる調剤監査システムを導入し、調剤過誤防止や医薬品相互作用のチェックなどを行い、患者さまの安全性を確保しています。
お医者さまや患者さまのご要望に応じ、お薬を間違いなく服用していただくため、錠剤やカプセル剤の1回量包装に、最新の自動錠剤分包機を用いています。
また、漢方の煎じ薬専用自動分包機があるため、漢方薬の処方箋にも対応しています。
在宅医療の支援として、注射剤、高カロリー輸液などの無菌製剤の調製に対応しています。全国に6万軒ある薬局のうち、無菌室を持つ薬局はわずか2%程度です。
そのため、近隣の薬局が当薬局の無菌室を利用できる共同利用を実施し、地域医療をサポートしています。
薬剤師が患者さまの自宅を訪問して、薬を管理したり薬の相談を受けたりしています。また、服薬カレンダーやお薬ケースを使って飲み忘れや飲み間違いを防止する工夫をしています。それでも服薬管理が難しい患者さまについては、服薬支援ロボットを用いることもあります。ロボットが服薬時間を知らせ、1回分の薬を出してくれます。
当薬局は教育施設としての役割も担っています。薬学科3~4年次の学内実習では、全学生が、実際の薬局カウンターで模擬患者への服薬指導を行います。また、当薬局に配属された実務実習生(5年生)は、経験豊富な薬剤師の下、最新機器を用いた先進的な調剤や、きめ細かい服薬指導を学びます。