「未来がん医療プロフェッショナル養成プラン」概要

文部科学省『多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン』に、東京医科歯科大学を主管とする8大学12研究科が参画する「未来がん医療プロフェッショナル養成プラン」が採択されました。
ゲノム医療を含む医・薬学の進歩は著しく、その臨床応用も加速化されています。このような専門化が進んだ最先端の医療にも追随できる薬剤師や薬学研究者の養成を目指します。

「未来がん医療プロフェッショナル養成プラン」概要
引用元:東京医科歯科大学作成
平成29年度大学教育再生戦略推進費 『多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン』文部科学省申請書より

薬学研究科の取り組みについて

薬学研究科では下記の2コースを設置し、プログラムの充実を図っています。

1. 薬学がん研究者養成コース (博士課程)

専門化が著しいがん診療の進歩に追随し、がん患者にベストの医療を提供できる薬剤師や薬学研究者を養成します。また、ゲノム医療に代表されるバイオインフォーマティックスに参画し、その成果を臨床の現場に還元できる研究マインドの高いがん専門薬剤師、あるいは臨床の現場で生じた疑問を研究を通じて解決できる臨床マインドの高いがん研究者を育成します。

本コースの特色
  • 1年次に臨床研究導入講義における医療倫理教育を実施
  • ゲノム医療に代表されるバイオインフォーマティックスを取り込んだ科目として履修
  • ライフステージに応じたがん医療や緩和医療等をテーマとした講義や参加型の症例検討会を科目として履修
  • 国内がん専門病院におけるがん臨床研修や薬学部海外協定校の関連病院における海外がん臨床研修を実施
2. 薬学がん研究者養成コース (インテンシブコース)

ゲノム医療など専門化が著しいがん診療の進歩を理解し、がん患者に最新の医療を提供できる薬剤師を養成します。

本コースの特色
  • がん医療に携わる医師・薬剤師を招き、実際の症例を用いて最新のがん治療の提供や患者の背景に応じた医療サービスについて症例検討や発表会を開催
  • がん患者を招いて、患者視点からがん医療のニーズを把握
  • 上記2項は「がんプロフェッショナル研修会」として開催され、これらの受講により希望者ががん専門薬剤師や認定薬剤師等の単位を取得
2017年度 慶應義塾大学薬学研究科「がんプロフェッショナル研修会」
2017年度 慶應義塾大学大学院薬学研究科「がんプロフェッショナル研修会」

活動報告書

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