薬学科卒業研究発表会

薬学部では全学生が卒業研究を行います。薬学科6年生が卒業研究の成果を発表するため、10月31日（土）芝共立キャンパス1号館多目的ホールにて平成27年度「薬学科卒業研究発表会」が開催されました。学生は研究成果をまとめたポスターを使い、学生の所属する講座以外の２名の担当教員に個別に研究内容を説明し、討論した後フィードバックを受けます。また、一般の教員や学生も随時研究内容について質問しますので、学生はそれらに答えていきます。

薬学科6年生は、4年生時に研究室に配属された後、病院や薬局で実務実習を行う以外の時間の多くを研究室での卒業研究に費やします。新たな発見をするための卒業研究は、思い通りの結果が出ないことも多く、予想外の結果から生まれた新たな課題に対処することで、学生の問題解決能力が磨かれていきます。長い時間と多大なる労力をかけて得られた成果を発表する機会ということで、どの学生も緊張した面持ちながら、熱のこもった発表をおこなっていました。