2016/02/20

薬科学科卒業研究発表会

 薬科学科4年生が卒業研究の成果を発表するための、平成27年度「薬科学科卒業研究発表会」が、220日(土)芝共立キャンパス311階会議室にて開催されました。この発表会はポスター発表の形式で行なわれ、会場には4年生の1年間の努力の結晶である研究成果のポスターが所狭しと貼り出されました。学生はポスターの前に立ち、2名のフィードバック担当教員に研究内容を説明した後、質疑応答を行い、フィードバックを受けます。また、担当以外の教員や来場した学部・大学院生にも研究内容を説明し、説明を聞いた教員や学生とも研究内容に関する討論を行ないます。様々な視点からの質問に答える過程で得た経験や課題意識が、卒業後の研究活動等への向き合い方や社会に出た後の力として身につきます。

 薬科学科4年生は、3年秋学期に研究室に配属された後、講義を受講する以外の時間の多くを研究室で過ごします。新たな発見をするための卒業研究では、思いがけない実験結果が得られることも多く、予想外の結果に対処することで学生の問題解決能力が磨かれていきます。長い時間と労力をかけて得た成果を発表する機会ということで、どの学生も緊張した面持ちながら、教員や100人近くの来場学生を相手に熱のこもった発表を行っていました。