薬学科6年生が卒業研究の成果を発表するための「2022年度 薬学科卒業研究発表会」が、11月12日(土)に芝共立キャンパス1号館多目的ホールで開催されました。
発表会はポスター発表の形式で行なわれ、会場には6年生の努力の結晶である研究成果のポスターが貼り出されました。学生はポスターの前に立ち、2名のフィードバック担当教員にそれぞれ研究内容を説明した後、質疑応答を行い、フィードバックを受けました。また、担当以外の教員にも研究内容を説明し、説明を聞いた教員と研究内容に関する討論を行ないました。
薬学科6年生は、4年次の秋学期に研究室に配属されてから、病院や薬局で実務実習を行う以外の時間の多くを、研究室での卒業研究に費やすことになっていますが、新型コロナウイルスの影響を受け、大学への通学が制限されるなど、思うように研究を進められない中、それぞれが工夫し、なんとか研究を継続してきました。新たな発見をするための卒業研究ではありますが、思いどおりの結果が出ないことも多く、予想外の結果から生まれた新たな課題に対処することで、学生の問題解決能力は磨かれていきます。それぞれに長い時間と多大な労力をかけて得られた成果を発表する機会ということで、どの学生も緊張した面持ちながら、熱のこもった発表を行っていました。