環境放射能に関連した分析法の開発と
人体への影響評価

私たちの周りには、ラドンなどの自然界から放射線源や、微量なのですが過去の大気圏内実験による人工放射線源が存在しています。また、鉱物を利用した製品や医療でも放射線が用いられています。
本研究室では、これまでに環境ラドンを測定するための計数法を提案し、これに基づき天然水や室内空気中のラドンを測定し濃度分布について報告していますが、さらに簡便な環境放射能の測定方法の開発をめざしています。また、この計数法を用いて食品や製品中の放射能を精度よく測定して線量を推定し、健康への評価に検討を加えています。