2020/10/26

医学部と薬学部が共同運営講座・病院薬剤学(仮称)の設置について合意

医学部に、薬学部および大学院薬学研究科ならびに医学部および大学院医学研究科が共同して運営する講座が設置されることになりました。
このことについては、両学部の教授会において具体的な検討が進められてきましたが、このほど、その基本方針が固まり、10月12日に開催されました薬学部教授会の場において、天谷雅行医学部長と三澤日出巳薬学部長の間で合意書が取り交わされました。


共同運営講座は、医学部、大学病院および薬学部が、密接な連携をとり、高度先進医療で重要な役割を果たすとともに、先進的かつ指導的な能力をもつ薬剤師研究者(Pharmacist Scientist)を育成し輩出する、日本有数の組織となることを目的としています。
このため、日本を代表するハイボリュームセンターである大学病院のリソースを活用した高度な研究活動を両学部の連携体制により遂行するとともに、薬学部や薬学研究科の学生・卒業生・教員が、信濃町キャンパスで活躍する上での拠点となり、医療に精通した次世代の薬学人材を育成することが、この共同運営講座の重要なミッションとなります。

今後は、教員任用を含めた共同運営講座の具体的な体制の構築と円滑な発足に向けて、引き続き調整が進められることとなります。


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(天谷医学部長(左)、三澤薬学部長(右):2020年10月12日薬学部教授会にて)