2021年12月19日(日)、サイエンスキャッスル関東大会が、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校において開催され、薬学部はパートナー大学として参加しました。
サイエンスキャッスルは、未来の研究者の登竜門として、中高生研究者が集まり、自らの研究を発表し議論し合うアジア最大級の学会です。
薬学部は2019年からパートナー大学として参加し、優秀発表者に「慶應義塾大学薬学部賞」を授与しています。また、セッションへの参加やブース展示も行っています。
本年のセッション「慶應義塾大学薬学部特別企画〜薬学の世界をのぞく〜(1分ピッチに挑戦!)」では衛生化学講座・多胡めぐみ教授、薬物治療学講座・齋藤義正教授がゲスト講師を務めました。参加生徒は自らの研究を魅力的に1分間にまとめる1分ピッチに挑戦し、熱いプレゼンテーションを繰り広げました。ゲスト講師は薬学部の最新研究紹介を行い、双方にとって貴重な研究交流の場になりました。
また、慶應薬学部のブースでは、生化学講座の協力のもと腸内細菌関連研究を紹介し、薬剤学講座・菅沼名津季助教が参加者からの質問に答えました。ブースには顕微鏡で観察できるコーナーも設け、大盛況でした。
口頭発表の審査員は、薬剤学講座・登美斉俊教授が務め、「慶應義塾大学薬学部賞」を市川高等学校の田辺夏凛さん(発表テーマ「色素を使ったカイコの繭の着色」)に授与しました。
セッション「薬学の世界をのぞく」
セッション「薬学の世界をのぞく」
薬学部ブース
表彰式(慶應義塾大学薬学部賞受賞者・田辺夏凛さんと審査員・登美教授)