新しい薬学の先導者が、
ここから巣立ってゆきます。

多様な学生のキャリアプランに合わせて、進路の選択肢を増やすためにも、総合大学の強みを活かした教育・支援を行います。

薬学科卒業生・薬科学専攻修士課程修了生の主な就職先(※就職者が3名以上の就職先)

(2020~2022年度)

【薬局・ドラッグストア】

アイセイ薬局/アイングループ/ウエルシア薬局/クリエイトエス・ディー/スギ薬局/ツルハ/日本調剤/マツモトキヨシ

【病院】

慶應義塾大学病院

【製薬・CRO】

アステラス製薬/アストラゼネカ/アッヴィ/エーザイ/大塚製薬/大塚製薬工場/小野薬品工業/協和キリン/クラシエ製薬/興和/佐藤製薬/塩野義製薬/住友ファーマ/第一三共/大正製薬/大鵬薬品工業/武田薬品工業/中外製薬/日本新薬/IQVIAサービシーズ ジャパン/イーピーエス/エイツーヘルスケア/シミック/新日本科学PPD/パレクセル・インターナショナル

【その他】

アサヒグループ食品/コーセー/テルモ/東京都/医薬品医療機器総合機構(PMDA)/三井物産

薬学科卒業生の進路
薬学科卒業生の進路2020~2022年度平均
薬学科

本学の薬剤師国家試験合格率は常に高水準ですが、合格や資格取得をゴールとせず、ひとつの通過点として考え、視野を広く持って自分の将来を見すえることが大切です。実際、本学における卒業生の進路は多様です。あなたは、薬剤師としてどのように社会に貢献していくのか。そういったビジョンを描き、自発的に行動できる人材が社会に強く求められています。

薬科学専攻修士課程修了生の進路
薬科学専攻修士課程修了生の進路2020~2022年度平均
薬科学科

薬科学科の特徴は、卒業生の多くが大学院に進学することです。大学院進学率は8~9割で、特に優秀な学生のために最短4年間で修士と博士の学位を取得できる「修士-博士一貫コース」も用意しています。学部卒業後すぐに就職する選択肢ももちろんありますが、研究機関や企業の研究者を目指す学生にとって、大学院への進学は将来への重要な一歩となります。大学院修士課程修了者は、医薬の専門知識と高度な研究経験を生かし、製薬企業はもちろん食品・化粧品メーカーや行政機関等、幅広く活躍しています。

卒業生の声
  • 髙野 峻輔

    薬学科 2021年卒業

    髙野 峻輔

    厚生労働省
    医薬産業振興・医療情報企画課
    医薬品産業・ベンチャー等支援政策室(※2024年1月現在)

    幅広い分野で国民の「生きる」を支える

    私は厚生労働省で薬系技官として働いています。薬系技官は、大学で学んだ薬学・化学等の知識も生かしながら、国民の健康保持・増進や安全な医療を届けるための仕組みづくりをしています。その活躍分野は広く、薬事行政分野だけではなく研究開発の振興、食品の安全など幅広い分野にわたっています。私は前部署では医薬品の承認審査に関わる業務に従事し、COVID-19に対するワクチン・治療薬の承認審査に関わりました。入省してすぐに大きな仕事に携わり貴重な経験をすることができました。ぜひ一緒に国民の「生きる」を支えるために取り組んでみませんか。

  • 中村 蘭子

    薬学科 2019年卒業

    中村 蘭子

    アステラス製薬株式会社
    早期臨床開発
    クリニカルオペレーションズ(※2024年1月現在)

    培った薬学の知識および自律心が社会で活きる

    病気を抱える患者さんと、その周りの人々の生活を豊かにしたいという思いで、6年制の薬学部に進学。講義に加え、多くの実習が組み込まれたカリキュラムを通して、自身が特に興味を感じることが何か、じっくり模索できました。加えて、卒業研究のために所属した研究室(講座)では、自律することが重んじられたため、自身で考え抜き主体的に行動する力を体得できたと感じています。
    現在、私は製薬会社の開発職に就き、新規モダリティの医薬品開発に携わっています。大学で培った薬学の知識は勿論、研究室生活で得た自律心は、製薬会社で働く上での基盤となっています。

  • 大島 麻理子

    薬科学専攻 修士課程2018年修了

    大島 麻理子

    日本ロレアル株式会社
    リサーチ&イノベーション先端研究所(※2024年1月現在)

    修士課程での経験が、企業研究者としての基盤に

    製剤・DDS、化粧品研究への興味から薬科学専攻修士課程への進学を決めました。私が所属した研究室(講座)では、機能性ポリマーを主軸に幅広い分野の研究に応用しており、研究を通じて柔軟な思考力、現象に対する理解力を養いました。さらに、教員との議論や国内・国際学会への参加を通じて、コミュニケーション能力を身につけることができたため、修士での研究生活は企業の研究者になる重要な基盤であったと考えます。現在は世界中の人に喜んでもらえるような化粧品の開発を目指し、その根幹となる技術開発に取り組んでいます。

  • 藤本 享平

    薬科学専攻 修士課程 2017年修了

    藤本 享平

    大塚製薬株式会社
    徳島研究所 前臨床研究センター 薬物動態研究部(※2023年6月現在)

    研究者として必要な素養を体得することができた

    世界中で苦しむ患者のために新薬を届けたいという思いから、薬学部の中でも創薬研究を重点的に学べる薬科学科に進学しました。配属先研究室の薬剤学講座では最先端の研究に従事しつつ、研究者として必要な薬学の基礎知識やプレゼンテーション能力を身につけることができました。現在は、世界の人々の健康に貢献できる新薬の創製を目標に、化合物の体内での動きを評価する薬物動態研究者として新薬候補化合物の探索に励んでいます。

  • 山下 泰信

    薬科学専攻 後期博士課程 2017年修了

    山下 泰信

    大阪大学産業科学研究所
    複合分子化学分野 助教(※2024年1月現在)

    未来の医療を実現させたい
    ―多分野を統括できる研究者を目指して―

    皆さんは、100年後の医療はどのようになっていると思いますか?
    現在、"不治の病"と言われる病気が完治できる世界が訪れているのではないでしょうか。研究者の使命とは、そのような未来をいち早く実現することだと考え、薬科学科へ進学しました。大学時代は、総合大学の強みを活かし、多分野の研究にも触れることができました。その後は博士課程、ドイツ留学を経て有機化学を中心に学んだ後、現在は創薬化学研究に日々励んでいます。未来の医療を実現させるため、分野や国籍を超えた統括的な研究者を目指しています。

  • 関 博行

    薬学専攻 博士課程 2021年修了

    関 博行

    筑波大学附属病院
    薬剤部(※2024年1月現在)

    誰からも信頼される病院薬剤師を目指して

    私は大学院では基礎研究をしていましたが、臨床にも携わりたいと考えていたため病院薬剤師を希望しました。現在は小児病棟で小児患者さんの薬物治療に携わりながら、臨床経験を積んでいます。また、入職後 1 年間のローテーションで見つけた研究課題に取り組み、学会発表や論文発表に向けて研究活動にも励んでいます。今後も大学院時代に身につけた思考力や研究マインドを生かして、日常業務から生まれるクリニカルクエスチョンを研究につなげ、患者さんに対する医療の質の向上に貢献できるように精進したいと考えています。

  • 劉 小茜

    薬学専攻 博士課程 2023年修了

    劉 小茜

    武田薬品工業株式会社
    リサーチプレクリニカル&
    トランスレーショナルサイエンス
    薬物動態研究所(※2024年1月現在)

    非臨床と臨床の架橋となる自分の役割を果たしたい

    私は中国の医学部を卒業後、日本の大学で知識と研究能力を深めることを目的とし、日本への留学を決意しました。しかし、実際に来日してみると、自らの手で患者に薬を届ける仕事に魅力を感じ、大学院では薬学を選択。博士課程では薬物動態学と薬力学を中心に、臨床研究の基盤となるエビデンスの構築に取り組みました。就職先は、自身の専門知識を最大限に活かせると考え、基礎的研究の成果と臨床との架橋となる薬物動態研究所へ。現在は最新の質量分析技術を活用し、多様化・複雑化が進むあらゆる医薬品の生体内挙動を迅速に解き明かすことができるエキスパートを目指しています。

  • 臼井 美紗

    薬学専攻 博士課程 2019年修了

    臼井 美紗

    PwCアドバイザリー合同会社
    フォレンジックサービス(※2023年6月現在)

    自らの想像を超えて活きる「慶應薬学」での学び

    医薬品に限らず多様な産業に関わりたいと、コンサルティング業を志望。現在はリスク・コンプライアンスの分野で、贈収賄・横領・品質偽装などの不正調査やM&Aにおける買収対象企業の調査、内部統制の支援を通じ企業価値の保護・向上に努めています。研究活動や臨床実習で鍛えられた思考力、健全な懐疑心、プロジェクト推進力、他者に伝える力は入社時から強力な武器となりました。また、クライアントが製薬企業の場合や、同僚から薬の専門家として仕事の相談を受けることもあり、在学中に培った知見が日々思わぬ形で発揮されています。