2019年度

2019年3月11日~3月21日

森田 美帆(薬学部薬学科2年*当時)

ラオス研修のプログラムは、私にとっては初めての経験ばかりでした。
特に印象に残っているのは、ノンチョン村でのホームステイと小学校での健康教育です。
手洗いの重要性や正しい方法をダンス、紙芝居、塗り絵を使って伝えました。医療系3学部の幅広い学年が集まった中でアイディアを出し合いながら教材の準備や練習を行ったことや、現地の子供たちが楽しく学んでくれた姿は、研修から3年が経った今でも鮮明に覚えています。
ホームステイでは、温かいご家族に迎え入れていただき、ラオ語と日本語の言葉の壁を感じながらも有意義な時間を過ごすことができました。

私がこの研修に参加を希望した理由の1つが、医療系三学部合同である点を魅力に感じたことです。病院等の医療機関の見学では、他学部で既に臨床現場で実習を積んでいる皆さんの感想からも、日本とラオスの違いを学ばせていただきました。一緒に参加した皆さんの視野の広さや価値観に刺激を受けながら、充実した時間を過ごすことができたことに感謝しています。私は当時2年生で参加し、知識が足りていないからこそ学ぶことも多く、自らの課題を感じた時間でもありました。低学年で参加したことに後悔はありませんが、学年が上がって日本の医療や医薬品に関する知識を蓄えてから参加するとまた違った景色にも見えたのかもしれないと感じています。

参加するうえで不安を感じる点もあると思います。私も初めての海外渡航だったので、応募するまで、応募してから実際に現地に行くまで、不安なことがたくさんありました。それでも、思い切って参加してみて本当に良かったです。もし迷ったら、ぜひ一歩踏み出して応募してみてください。

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