いろいろな出会いと多くの学びが、
自分の視野を広げてくれる。

大学で、いろいろな考えを持った人たちと出会いたい。
その思いから、総合大学である慶應薬学部を選びました。
大学では、高校で不完全燃焼に終わった文化祭のリベンジをするために
芝共薬祭の実行委員長として活動。
ボウリングサークルにも参加し、授業のない日はアルバイトもしつつ。
勉強も大変で、かなり忙しい日々を過ごしています。
そういう忙しさを私は苦にしていません。むしろ大学生活の充実を実感しています。

薬学部 薬学科 2年

山口 勇大(ヤマグチ ユウタ)

2024年3月現在(*一部2024年12月現在、3年生の情報を補足しています。)

山口 勇大(ヤマグチ ユウタ)

これまでもこれからもずっと薬は自分にとって身近な存在。
総合大学の慶應薬学部は、あまり迷わない自然な選択。

私は、幼いころに病気がみつかり、薬を毎日服用していました。薬が身近な存在だったので「薬ってどういうものなんだろう」と興味が湧くのは自然なことで、自分が将来、何かの仕事に就くのなら、薬に関わりたいと思っていました。また、理数系教科が好きで得意でもあり、特に化学にはおもしろさ、楽しさを感じていましたし、進路として薬学部を選ぶのにあまり迷うことはなかったです。
首都圏の薬科大学というとほぼ単科大学になるかと思いますが、私は薬学部だけでなく、文学部や法学部、理工学部や医学部と他にもさまざまな学部がある総合大学で、いろいろな考えを持った人たちと交流したいと思い、慶應義塾大学を選びました。そして、学んだ成果として薬剤師という国家資格を手にできる薬学科に魅力を感じ、薬学科を選択しました。

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コロナ禍のために中止になった高校の文化祭。
その不完全燃焼感を芝共薬祭で払拭。

私は芝学友会という学生団体に所属していて、薬学部新入生向けのウェルカムパーティーや薬学部新入生向け体育祭の浦和祭、そして薬学部文化祭である芝共薬祭の運営に携わっています。特に芝共薬祭が主担当です。
実は高校時代も文化祭の実行委員を務めていたのですが、あえなくコロナ禍のために中止になってしまいました。私はどちらかと言えば何事もやり通したい性格で、文化祭が不完全燃焼に終わってしまい、モヤモヤを抱えたまま大学生活を送りたくないという思いもあり、大学でも文化祭運営にチャレンジしてみることにしました。つまり「リベンジ」ですね。

文化祭の運営は、多くの学びが得られる機会だと思っています。高校の時の模擬店でさえ、動いてもらう下級生とのコミュニケーション、消防署や保健所への許可申請など授業では得られない学びがありました。正直に言うとちょっと面倒だなとも思いましたが、こういう経験が将来必ず役に立つという確信がありました。大学では、高校以上に予算やスケジュールなどを含め責任を持って考え、行動しなければなりません。文化祭の運営は好きでやってきたことですし、もちろん楽しさもありますが、思い出すのは「忙しかった」という記憶ですね。それでも続けているのは、学びによって視野が広がっている実感と「最後までやり通したい」という一念があるからです。

芝共薬祭の実行委員長として、新しい体制で多くの挑戦を経験しました。その中で、来年度に向けた課題や反省点も見つかりましたが、何よりも印象に残っているのは、実行委員全員が楽しみながら文化祭を成功させられたことです。準備段階では計画の調整や問題解決に苦労する場面もありましたが、多くの人たちと関わりながら進める中で、チームの大切さや一人ひとりの力を実感しました。また、皆の意見をまとめながらも全体が一つの目標に向かう姿勢を作れたことに、委員長としてのやりがいを感じました。この経験を通じて、自分自身の成長を実感するとともに、来年度の文化祭がさらに良いものになるよう課題解決に向けて取り組んでいきたいと思います。

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看板制作やキャンパスツアーも実行委員が担当します。

ボウリングクラブに所属し、アルバイトにも精を出して。
忙しいことは大学生活の充実感につながっている。

課外活動としてはもうひとつ、「ボウリングクラブ」に所属し、ボウリングを楽しんでいます。これは慶應義塾唯一の公認ボウリングサークルで、創立70年と長い歴史があります。週に1回、田町のボウリング場で練習していますし、月に1度は関東の大学生が主催するボウリング大会も開催されます。薬学部だけでなく、他学部生や、他大学の学生達と交流することは入学前からの願いだったので、「ボウリングクラブ」での活動は私にとって大事な時間となっています。

勉強も課外活動もアルバイトも忙しいですが、自分ではあまり苦には思いません。ただ、たまに丸一日休みがあると「休みってすばらしい」と実感します。

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薬学部以外の学部の人たちとの交流が、自分の視野を広げてくれる。
出会いによる刺激を受けに、慶應薬学部をめざすのも良いと思う。

総合大学であることの良さを求めて慶應薬学部に入学しましたが、おかげで薬学部以外の友人、他大学の友人を得ることができました。この交流によって自分の視野が広がっていることを実感しますし、きっと将来の進路を選ぶ際にも大いに参考になるのではないかと思います。

勉強は大変です。気が抜けないですね。ただ、授業などで学んだことが日常生活に出てきたら、ちょっとテンションが上がります。自分たちの学びが、人々の暮らしと密接に結びついていることを感じます。
慶應薬学部には、いろいろな考えを持った人たちと出会う機会がたくさんあります。出会いによる刺激を楽しみに、慶應薬学部を目指してみるのも良いと思います。

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